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起立性調節障害と留学の親和性

2021年03月15日

「起立性調整障害」という疾患をご存知の方はどのくらいいますでしょうか。

英語では「Orthostatic Dysregulation」と表記され、頭文字をとって「OD」とも言われます。

この疾患は、自律神経の異常で循環器系の調整がうまくいかなくなり、脳や全身の血液循環が悪く、頭痛や倦怠感を伴い日常生活に支障をきたします。中学生・高校生の10%の子どもたちが、この疾患に悩み苦しんでいると言われています。

特長としては:

朝起きにくい、午前中の対象不良、頭痛、倦怠感、めまいや立ち眩み、乗り物酔いをしやすい、睡眠障害(昼夜逆転)、集中力や記憶力の低下などがみられ、午後には回復し夜には元気になることから、周囲からは「怠け」や「さぼり」と見られ誤解されることの多い疾患です。

重症化すると、一日中体調が悪く起き上がることも困難になり、長期にわたり学校を欠席する子どもたちも少なくありません。身体的要素と心理的要素の病態には、個人差があり、体と心の両面のサポートが必要と言われています。

このように、特長を書きますと「うちの子もODかも」と思われる方もいるかも知れません。ぜひ、該当する部分がある場合には、専門医での検査をお受けになることを強くお勧めいたします。「見立て」だけではなく、専門のお医者さまでの検査によって、適した対処ができると思っております。

私たちのもとにも、起立性調節障害で苦しんでいる子どもたちがお越しになります。

時差の少ない地域、気圧の安定した地域(すっきりカラッとした環境)、時間に追われる環境ではなく、ゆっくりのんびりとした地域(大都会などではなく、どちらかと言えば、のんびりとしたゆったりとした国民性の国や地域)に、こんな生活もあるのかと知ってもらっています。

今までも起立性調節障害で悩み、なにをやっても前向きになれなかった子どもたちが、そのような海外の地で伸び伸びと生き返ったように生活を送っているのを見ると、国や地域、そして出発前のサポート、留学中のサポートがしっかりと揃うと良い結果に結び付くことがだんだんと分かって参りました。

身体的要素と心理的要素の両面のうち、心理的要素(心のサポート)に力を入れています。

「留学すれば朝起きられるようになる」というものでもありません。しかし、留学を決意してから出発するまでの間に、私たちの国内サポートの中で「心のサポート」を行うことで、今まで参加した子どもたちは「毎朝自分でしっかり起きて学校に毎日通っています」。この疾患の軽度・重度というところにもよるのかも知れませんが、毎朝自分で起きて学校に毎日通うことが出来るようになったことで、自信を付けています。ここがとっても大切なポイントです。私たちも、付かず離れずのちょうど良い距離感でのサポートを心掛けていることで、小さなことから大きなことまで自分で判断し決断しなければなりません。これが、自立への一歩です。

子どもたちが本来持っている”生きるチカラ”が表に出たと思っています。

家族のいる日本にいると、なにかと自分で判断することが少なくなるものです。近くに信頼できる人、頼れる人がいることで、自分で判断しないことでも生活ができてしまう。しかし、留学となると、信頼できる現地のサポートするスタッフはいるものの、家族とは違う。自分でなんとかしなければならないと考え、行動に移すようになる。この辺りを国内サポートの中で、手を変え品を変え、いろいろなアプローチで伝えていくことで、”生きるために何をするか”を考え行動していきます。

毎日毎日学校に通っていることを保護者さまに伝えると、驚く方は多いです。しかし、そのお子さまの本来持っているチカラが発揮されたからなのです。

私たちは、起立性調節障害と留学の親和性はあると思っています。

長期で留学をするだけでなく、短期でも一定の効果は出ていますので、1週間でも2週間でも、体験での留学から始めてみることができますので、起立性調節障害で悩んでいるお子さま、そして保護者さま、どうぞお気軽にお問合せください。

 

お電話またはオンラインでの留学相談も承っております。外出しづらかったりする方も多いです。ご自宅からお気軽にフリーダイヤル(0120-888-293)にお掛け頂けましたらと思います。または、メール(info@tp-ryugaku.com)でお知らせ頂けましたらお返事いたします。

 

起立性調節障害からの留学

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